眼精疲労の治療

眼精疲労の治療や目の検査について。眼精疲労で眼科へ行く理由とは?医師の診察を受けないことの危険性など。

目の検査

眼精疲労の疑いがありましたら、まず眼科で医師の診察を受けましょう。眼精疲労の診察を受ける際、最初に目の検査を実施します。問診などのほか、角膜、網膜、水晶体などに異常がないかどうか、屈折検査、遠見視力検査、近見視力検査、眼底検査、視野検査、眼圧測定、角膜曲率半径計測などです。また涙の分泌量を調べるシルマーテストを実施します。目の検査は不安や恐怖感があるかもしれませんが、殆どのケースで痛みがありません。

眼精疲労の治療

眼精疲労だけの症状で手術をするわけではありませんが、他の疾病により眼精疲労を発症している場合は、手術をするケースがあります。しかし殆どの場合、薬物療法や理学療法が中心になると思われます。

眼精疲労を眼科で診察してもらう意味

眼精疲労の治療が薬物療法や理学療法ならば、ワザワザ眼科に行く必要がないのでは?と思う方がいるかもしれません。しかしながら、目の病気や異常が眼精疲労という前提だけからみたあなた自身の見解であることに注意が必要です。なぜなら、目の病気が眼精疲労だけか否かという判断は、やはり医師の診断の上に成り立つものであり、眼科の診察を受けないことは、スグに治療が必要な重大な目の病気を放置し、ますます悪化させることに繋がるからです。ご本人は、ただの目の疲れ(眼精疲労)だと思っていても、実はまったく別の疾病の初期症状であることも多いのです。

目薬の選択は医師に従う

もし眼科に掛かる前に目薬を常用していた場合は、念のため持参したほうが良いでしょう。一概に言えませんが、本人はスッキリして気持ちが良く効いている気がしていても、それは一時的な感覚の話で、長期的に見ると目を悪化させている可能性が否定できませんので、医師の診察を受けた上で目薬を選択するほうが安心です。

どんな目薬を使っても、疲れ目、かゆみの症状から一瞬、目がスッキリした感覚や軽くなった感覚があるので、自分勝手に何を選んでも同じだと勘違いされている方がいらっしゃるようですが、目薬の目的はすべて同じではありません。疲れ目、かゆみだけに留まらず、抗菌用、花粉症などのアレルギー対策用、緑内障、白内障用など症状によって、さまざまな種類があるのです。

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